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節約と貯金

今すぐはじめたい即効節約術30選

世の中にはさまざまな節約術がありますが、節約してストレスが溜まったり、生活の幸福度が下がっては意味がありません。ここで紹介する節約術は、今すぐ始められて効果が高く、また簡単なものばかりです。できそうなものを見つけたらすぐに実行しましょう。

無駄な固定費はガシガシ削除する

節約術1. 格安スマホや新料金プランに変更する

スマホ代は家計を圧迫している要因ダントツのナンバー1です。端末に10万円とか、通話・通信料に月に1万円ほど払っている人も多いと思いますが、考えてみればとても大きな額です。

私は初めSoftbankのiPhoneを使っていて、実は格安スマホに対してあまりいいイメージを持っていませんでした。別に通信が不安とかそういうのではなく、なんとなく格安スマホ使ってるって言うのが恥ずかしいと思ってたんですね。

でも、使うのといえばネットサーフィンか将棋ウォーズぐらいで、そのために月々8,000円はどう考えても払いすぎだなと、Y!mobleに変更しました。確かに、たまに通信が悪いかなと思うことはありますが、まったく気にならないレベルです。

また、今では携帯各社からahamoやpovo、LINEMOなど、格安の料金プランが発表されています。数年前に比べてスマホを安く利用できる選択肢は大きく増えています。

仕事でどうしても特定のキャリアしか使えない人は仕方ないにしても、ただ単に格安スマホはなんとなく嫌とか、手続きが面倒でついついそのままという人は、格安スマホや安価な料金プランに今すぐ変更しましょう。

節約術2. データ使用量に応じて料金プランを見直す

自分が契約しているスマホ会社のマイページで、通話時間と通信容量(何GB使っているか)を確認してみましょう。無駄に通信容量の大きいプランだったり、ほとんど通話もしないのにかけ放題のプランに入ったりしていないでしょうか。スマホの使い方は意外と変わるものです。1年に1回は見直しましょう。

節約術3. 無駄なオプションを解約する

自分のスマホがどんなオプションに入っているか確認したことはありますか?人によっては毎月2,000円以上、1回も使ったことのないサービスに払っている人もいます。スマホ会社のマイページから確認し、不要なものは全部解約しましょう。

節約術4. 利用しなくなったサブスクリプションは解約する

サブスクリプションとは、最近新しく生まれたサービスで、商品やサービスを利用できる期間に対して料金を払うことです。例えば、Netflix、dマガジン、Appleミュージック、エアークローゼット、ポットラックなどが当てはまります。

これらは1つ1つは低額ですが、いくつも利用していると月々の支払いはバカになりません。一時期は価値があったけど今は使っていないものや、特になくても困らないサービスは、ほったらかしにせずこまめに解約しましょう。

節約術5. プロバイダを見直す

今使っているプロバイダが、パソコンを買った時一緒に契約したものだったり、引っ越した時営業に来た会社のものを変更もせず使っているなら、もっと安いところを調べましょう。また、プランを選ぶ際、本当に光速プランが必要なのかも考えてみましょう。

auスマホのスマートバリュー、SoftbankのホワイトBBなど、今使っているスマホとセットで契約すれば安くなるプランもあります。

節約術6. 電気代の節約は電力会社を変えることから

こまめに電気を消すことより、電力会社を変えた方が節約効果は高いです。一度手続きすればこれからずっと安くなりますし、申し込み方法もネットで申し込むだけ。今の会社に解約の連絡をしなくていいし、基本的に工事費用もかかりません。

様々な比較サイトがあるので、住んでいる地域にぴったりの電力会社を探すのがいいでしょう。

節約術7. 生命保険料を見直す

保険も家計を圧迫する要因になりやすいものです。終身タイプの生命保険や、定期的に値段が上がる保険は一度見直しましょう。また、個人年金保険(特に変額や外貨とつくもの)ははっきり言っておすすめしてません。

節約術8. 新聞が必要か考える

新聞には新聞の良さがありますが、忙しくてテレビ欄しか見ていない人や、一面と見出しを軽くチェックするだけなら、ネットニュースでも大差ありません。一旦解約しましょう。

節約術9. スポーツクラブの月会費

日常の中に運動は取り入れた方がいいですが、生活リズムって意外と変わりやすいものです。ジムとかダンス、テニススクールなど、初めは行っていたけど今は足が遠のいているものがあれば、退会しておきましょう。いつか行けるようになる時のために継続するより、いつか行けるようになったらまた入会金を払って入会した方がいいです。

節約術10. 料理教室の月会費

女性のみならず男性の習い事として人気の高い料理教室ですが、期間内に回数は消化できていますか?また、教室によってはなぜか材料を切る人とか煮る人とか役割が決まっていて、全行程を経験できない人もいるとか。家に帰って教わった料理を作れてますか?また、レパートリーは増えましたか?もし答えがNoなら、本当に必要か見直しましょう。

節約術11. 自己啓発系の習い事

自己啓発系の習い事は「これは自己投資」と思えるので結構みなさん無防備です。典型的なのが「英会話」でしょう。しかし、週に1回英会話教室に行くだけで、英語はできるようになりません。

英会話も上の料理教室もそうですが、本気の人は家で毎日料理したり、スキマ時間に単語帳を開いたりしてる人です。こうした教室をすべて否定するつもりはありませんが、これらの費用は投資ではなく、「英語」や「料理」と言う趣味をみんなで楽しむ交流の場、「交際費」であることは自覚しておきましょう。

節約術12. 家賃を交渉する or 引っ越す

そもそも家賃が高いとお金は貯まりません。具体的には一人暮らしなら手取り月給の28%以内に抑えたいところです。家賃の割合が45%になるとどんなに頑張っても貯金は不可能でしょう。まず築年数が古い物件であれば、家賃を下げてもらえないか交渉する価値はあります。

もし家賃がどうしても負担なら、引越しも視野に入れるべきです。例えば引越し先の家賃が今の家賃より2万円安いと、年間で24万円節約できます。引越し費用、敷金・礼金、仲介手数料などで30~40万円ほどかかるかもしれませんが、2年で節約効果が上回ります。

節約術13. 車は本当に必要か考える

ガソリン代、駐車場代、自動車税、保険代、車検代、そして買い替え..。実は車は住宅に匹敵するぐらいコストがかかるものです。特に都会に住んでいる人にとっては、車は必ずしも必需品ではなくなっています。主な目的が週末近場をウロウロするだけの人は、レンタカーやカーシェアリングなど他の方法を検討しましょう。

日常のちょっとした行動を変えてみる

節約術14. 惰性で買っている漫画や雑誌はそろそろやめてみる

漫画の週刊誌や定期的に発行されるスポーツ雑誌、ファッション雑誌など、これまで買ってきたからなんとなく買い続けているものはありませんか?

私の場合長らく週刊ジャンプを読んでましたが、楽しみにしていたのは2,3本で、あとはせっかく買ったから他のも読んどこうと言う程度でした。新連載が始まると、とりあえず読み始めてしまい、なかなかやめるタイミングが難しいですよね。ただ、本当に気になるものを1つ2つコミックで揃えた方が結局は安いです。

また、スポーツ雑誌やファッション雑誌などは、定期購読すると割引がありますが、興味のない号もあるでしょうし、読めない雑誌が増えてストレスを感じることもあります。必要な号だけ買うようにしましょう。

節約術15. 漫画はレンタルで借りる

日本の漫画は本当にクウォリティーが高く、私も漫画を読むのが大好きです。しかし、内容を知っている漫画をなんとなく繰り返し読んでしまうのは、時間ももったいない。気になる漫画は、レンタルすれば1冊70円~100円で読むことができます。

節約術16. 本は図書館で借りる

よく本を読む人にとっては、書籍代もバカになりません。すべての本ではなくても、図書館をうまく利用して節約しましょう。

私の場合、仕事関連の本や、何度も復習が必要な将棋の本は自分で買い、繰り返し読む可能性が低い小説やライトノベルはほとんど図書館で借りています。また、自己啓発やビジネス書はまず図書館で借り、手元に置いておきたいと思ったもの(1割ぐらいですが)は改めて買うようにしています。

節約術17. 支出を記録する

ダイエットするとき、毎日体重計に乗りますよね?同じように、家計簿を付けないと節約の効果もわかりませんし、達成感もありません。通勤時間や空き時間に入力できるスマホアプリが便利です。オススメは『Zaim(外部リンク)』と言う家計簿アプリですが、他にも『マネーフォワード ME(外部リンク)』や『Moneytree(外部リンク)』などいろいろあるので、使いやすいのを選びましょう。

節約術18. 出来るだけ現金で払う

クレジットカードや電子マネーなどのいわゆるキャッシュレス決済は便利ですが、便利さゆえに衝動買いしやすくなります。あと、私たちは自分が思っているよりお札が好きなようで、お札を見たり、お札の匂いを嗅いだりするだけでお金を使いたくなくなるそうです。騙されたと思って、しばらく支払いは現金にしてみてください。

節約術19. 自分のお金にATM手数料を払わない

他口座への振込ならまだしも、なぜ自分の口座からお金を引き出すのに手数料を払わなければならないのでしょう。1回108円でも月に4回で432円、1年に5,000円を超えます。手数料がかからない最寄りの支店を探したり、引き出す頻度を2週間に1回にするなど、工夫しましょう。

節約術20. 冬は厚着で乗り越える

エアコンは本当に電力消費が激しい。特に暖房は冷房よりも電力を使います。冬は室内でも厚着して、少しでも設定温度を低くできるように工夫しましょう。ただし、夏エアコンを使わないのは危険です。屋内でも熱中症になりますし、電気代をケチって体調を崩したり医療費がかかっては本末転倒です。

節約術21. 水道、電気を無駄にしない

お風呂をシャワーにしたり、毎回コンセントを抜いたりと、こまごま節約してくださいとは言いませんし、私もできません。特に、湯船に浸からなかったらどこでリラックスすればいいと言うのか…。しかし、歯磨きの時水を出しっぱなしにしないとか、電気をつけっぱなしにしないとか、基本的なところはおさえておきましょう。

食費を抑えるにはおやつや飲み物の無駄を省くことから

節約術22. 自動販売機は利用しない

毎日仕事の前に自動販売機で飲み物を買ったり、休憩時間にカップのコーヒーを買う人がいますが、あなたもその一人ではないでしょうか。

自動販売機を1日1回利用すると一月に4,000円(160円×25日)、1日2回だと8,000円もお金がかかります。これを、水筒にお茶やコーヒーを入れて持っていくようにするだけで、だいぶお金を節約することができます。

節約術23. なんとなくコンビニに寄らない

仕事帰りや休日に、雑誌でも読もうかなとなんとなくコンビニに立ち寄ってはいませんか?また、コンビニに立ち寄ってとりあえず飲み物やお菓子コーナーに行き、新商品や期間限定商品を探していないでしょうか。

コンビニの商品は基本的に割高なので、毎日なんとなく立ち寄っていると無駄な支出がかさみます。特に1回の買い物で1,000円を超えている人は要注意。欲しいものがあれば、できるだけスーパーやドラッグストアを利用するという意識が大切です。

節約術24. おやつは棚や引き出しにしまう

仕事中にチョコレートやクッキーなど、食べたくなるときはありますよね。私もよくお腹が空くので食べてます。ただし、そういったお菓子は目の届くところに置かないように気をつけましょう。

こういうおやつ類は、目に入った途端に意識してしまって口に入れたくなるものです。目に届かないところに移動させるだけで、おやつの消費量は全然違ってくるはずなので、ぜひ試してみてください。間食を減らしてダイエットしたい人にもおすすめです。

節約術25. 外食は極力しない

最近は外食費用もどんどん上がって、ランチだと1,000円はするし、夜ご飯になるともっとかかりますよね。理想を言えば、お昼はお弁当を作って持って行き、夜は家に帰って自炊するのが一番ですが、私も疲れてカップラーメンすら作る元気がないことがよくあります。

もちろん料理にストレスを感じない人は自炊すればいいですが、そうでない人は、ランチはお弁当屋さんのお弁当にしたり、夜はスーパーでお惣菜を買うなど、できるだけお店を利用する頻度を減らすようにしましょう。

節約術26. お米を炊く

同じ炭水化物のパンやパスタに比べて、お米はとても安く手に入り、腹持ちもいい食材。いきなり毎日お米を炊くのはハードルが高いので、はじめは週に1、2回から試してみましょう。家でお米を炊く習慣ができるだけで、食費はずいぶん安くなります。ご飯があれば、予算に応じてスーパーでお惣菜を買ってくるだけで、立派な食卓になります。

と言っても、なかなかお米を炊くのはめんどくさいものです。私は夜帰ってきてからお米を炊く元気はとてもないので、その日の夜のお米は当日の朝か前日の夜にタイマーでセットしています。お米は洗わずそのまま炊ける無洗米です。

節約術27. 定期便は利用しない

水や飲み物、決まって買う食材やサプリなど、定期便を利用している人も多いと思いますが、これらはあればあるだけ使ってしまうものなんですよね。また、次の定期便が届いた時、前回のが余っていると、なぜか急いで使わないといけない気になって、逆に消費量が増えたり。まとめ買いや定期便は利用せず、食材は必要な時に必要なだけが基本です。

人間関係と服装はシンプルに

節約術28. 飲み会を無くす、減らす

飲み会に行くと、1回で3,000円〜5,000円使うことになります。さらに二次会、三次会に行こうものなら、1日で1万円を超えることも。飲み会は多くても月に1回などと回数を決めましょう。

特に、同じ人と頻繁に飲み会に行っている人は要注意。はじめの頃は仕事の話や自分がやってきたこと、将来の夢などで盛り上がりますが、同じ人とばかり話していると、必ず仕事の愚痴や人の噂話の割合が増えていきます。そうした飲み会ははっきり言って時間とお金の無駄です。

あと、飲み会を断る時は、「お金がないから」や「貯金をしているから」などきちんと理由を伝えましょう。世の中同じ人は多いので、理解がしてもらいやすく角が立ちません。

節約術29. 脈のない異性との交際費は無くす

人生何事も引き際が肝心ですから。

節約術30. 服装は流行より洗練を

ユニクロや無印良品などのいわゆるファストファッションでも、服は一着3,000円から1万円かかりますよね。かと言って社会人であれば清潔感のない服装はできません。

衣服費を抑えるためには、服を買う時、どれぐらい買い換える頻度が少なくなるかを一つの基準にしてみるのも一つの方法です。例えば、

  • 流行り廃りのない、ベーシックなシルエットのものを選ぶ
  • 無地の服を基本に揃える
  • 色は何にでも合わせやすいネイビーやグレーにする

などです。流行を追いかけるために安い服を頻繁に買うよりも、流行に左右されない少し上質な服を少量揃える方が、結果として節約になります。


今回ご紹介した節約術は、どれもそれほど手間がかかるものではありません。しかし、一気にすべて実行しようとすると大変です。自分にできそうなものが見つかったら、まずは今週1つだけ実行してみてください。そして来週もう1つ、再来週にまた1つ、と増やしていきましょう。

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