夫婦で話し合い

夫婦で話しておきたいお金の6つの項目

以前コラムで書いた、『夫婦の財布は一緒か?別々か?』の項目では、夫婦の財布は遅くとも子供が生まれる時点では一つの方が望ましいと書きましたが、もともと別の価値観を持った者同士が一緒に生活する以上、相手の考えや行動パターンを知っていなければ、些細なことで喧嘩になったり余計なことでイライラしたりしてしまいます。

具体的に夫婦間で何を相談しておけばいいのか、今回はファイナンシャル・プランナーの吹田朝子さんと樋口淳史さんが著書『2人の貯蓄生活術』で挙げられている6つの項目をご紹介します。

1. 住まい

どこに住みたいのか。持ち家か賃貸か。親と同居した方がいいか、するならどちらの親と?マンションタイプがいいのか、戸建がいいのか。次第に間取りの話にも花が咲くかもしれません。通勤時間やスーパーまでの距離など、自分にとって必要と思うこともどんどん伝えていきましょう。住居の話は一番具体的であるため、お金の話をするきっかけとしても最適な項目です。

2. 家族

家族というと、子供の話がメインになるでしょう。子供が何人欲しいということから、何年後にできてくれたら嬉しいな、ということも話せるはずです。もう少し将来のことも見据え、教育のことも話してみましょう。住んでいる地域によって公立がいいか私立がいいか。他には、旅行や山登りなど、後々家族でやりたいことなども話し合ってみてください。こういう話をするとき、各々がどういう子供時代を過ごしたかも現れ、新しい発見もあるものです。

3. 働き方

夫婦で暮らし始めても、仕事は人生の時間の大半を占めるものなので、きちんと話し合いましょう。特に片方がどういう仕事をしていて、どういうところに誇りを持っていて、将来どういうことをしていきたいのか。相手が自分の夢をわかってくれていることが大きな助けになります。また、女性と子育ての問題は切っても切れないものです。子供が生まれたらどうしたいのかなども含め、希望とイメージを整理しておきましょう。

4. 車の所有

車を所有することは思っている以上に費用がかかることですので、この項目もしっかり話し合っておくことをおすすめします。車にどこまでこだわりがあるのか、予定している家族の人数ならどのくらいの大きさがいいか。また本当に車が必要な場所なのか、レンタカーやカーシェアリングなどの利用でも不自由がないかなども考えていてください。

5. お互いのやりたいこと

旅行や観劇など、夫婦でしたいことはありますか?また、この機会にそれぞれ相手の趣味やスポーツについてもまとめてみましょう。中には理解できないものもあるかもしれませんが、こういった趣味やその仲間との交流が生活にモチベーションを与えるということも多々あります。趣味のほか、定期的な仲間との飲み会やイベントなどもあらかじめ知っておくと、後々不満を感じることも無くなります。

6. 生活スタイルや食の好み

どちらかが一方的に片方の生活スタイルや好みに合わせるのではなく、お互い真ん中をとったり、ここは夫、あそこは妻というふうに、不公平感が無いように話してみましょう。朝型か夜型か、インドアかアウトドアか、薄味が好みかこってりしたものがいいのか。お酒はどのぐらいの頻度で飲みたいか、など。率直に伝えることがわかり合う第一歩です。

 

以上、夫婦がお金のことで話し合っておきたい6項目という形で紹介しましたが、お金うんぬんではなく、一緒に暮らすならお互いのことで知っておきたいと思うことが多かったのではないでしょうか?お金のことというと億劫になってしまう人でも、二人の未来のことを話そうと言われて嫌な気がする人はいないはずです。

ぜひこの機会に時間を設けて話し合いをしてみてください。

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