投資より貯金を優先させるべき理由

定職に就いているのに、お金が貯まらない。なんとなく生活が満たされない。または、一時期貯金をしていたので貯金はあるけど、最近その額が増えていない…。

このような状況になった時、多くの人はお金を増やす方法に関して色々と考えはじめます。何か副業をした方がいいのか、それとも株や投資信託・FXなので資産を増やすことを考えないといけないのか。またはビジネススキルや英会話の学校に行って将来収入アップが期待できる能力を身につけるべきなのか、などなど。

現状貯金が無い方、もしくはしばらく貯金の額が増えてない方がまずしなければならないことは、上で書いたような「収入を増やす」ことではなく、毎月1,000円でも2,000円でも、一定額の貯金ができるようなお金の管理の方法を学ぶことです。

「毎月1,000円や2,000円の貯金?それなら毎月3万円の収入があるアルバイトをした方がいいんじゃ無いの?」

と思うかもしれません。しかし、毎月少額でも貯金ができている人と、貯金ができない人には、大きな違いがあります。

例えば、手取りの収入が20万円のAさんとBさんがいたとします。Aさんは毎月2,000円の貯金をしていますが、Bさんは貯金ができない月が続いています。この場合、Aさんは毎月19万8,000円の支出で生活ができる人です。一方、Bさんは毎月20万円の支出で生活できる人…、ではなく、実際は入ってきた収入の分だけお金を使っていしまう人である可能性がとても高いのです。

別の言い方をすると、Aさんはお金の管理ができる人、Bさんはお金の管理ができない人と言えます。

現在のAさんとBさんの月々の貯金額の差はわずか2,000円ですが、この二人が投資や副業あるいは昇進で収入が増えた時、将来に大きな差が出てきます。

仮に、二人の収入が25万円になった場合、19万8,000円で生活費をコントロールしてきたAさんには、毎月の貯金額を5万2,000円に増やせる下地ができています。しかし、Bさんの場合、収入が増えても増えた分だけ使ってしまう癖がついているので、貯金額もなかなか増えず生活は変わらないまま。

たまに年収は1,000万を超えているにも関わらず、生活が苦しい人がいますが、収支の内訳を見せていただくと、収入300万の方の収支とほぼ同じ、違っているのは食費や住居費の桁だけ、ということが往々にしてあります。

このように、現状の収入がどうあれ、まず率先してしなければならないことは、「お金のコントロールができる自分」になることです。今たった2,000円しか貯金できなくても、将来収入が2万円増えれば、2万2,000円貯金ができる。その2万2,000円を投資あるいは自己啓発に使い、さらに収入を増やすことができ、さらに増えた収入分だけ投資や自己啓発に回す…というサイクルで、生活は豊かになっていきます。

今貯金額が0の人はもちろん、働き始めのころ頑張って貯金していた、もしくは年始は貯金を決心していたけど、最近は貯金額が増えてない方。また、20代後半の方に多いのですが、新人の期間が終わって昇給したのに、なぜか貯金が増えていない方。もしかしたらお金のコントロールができない状態になっているかもしれません。

投資より、副業より、まずはもう一度お金の管理を見直し、お金をコントロール自分を目指してください。

関連記事

  1. 固定費の削減

    食費の節約より固定費の削減

  2. 嵐山の桂川

    FPが推奨する最高の節約術38選【1.固定費編】

  3. 欲望に素直になると言う節約

    欲望に素直になるという節約

  4. ネットニュースやSNSとお金の関係

  5. ボーナスの使い方

    「いつの間にかボーナスを使ってしまった」を無くす方法

  6. 睡眠不足と衝動買い

    6時間未満の睡眠だと衝動買いに勝てない

  7. クレジットカード

    5分で支出を30%削減する方法

  8. 老後資金がたまらない理由

    老後の資金を貯められない理由

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。